日本における文脈化とは?
変化していく文化との関わり
最近、成人した娘からこんなことをよく言われるようになりました。『お父さん、若い子たちはもうその言葉は使わないよ』。最初に聞いた時は、単純に『ああ、次世代の流行語があるのかあ』という程度に聞き流していました。でも何度も言われるうちに自分の持っている文化や考え方がもはや通用しなくなってきていることを実感するようになりました。自分としては多様な文化に興味があるし、旅行で異文化に触れることはもちろん、アニメ、漫画、ゲームなどのサブカルチャーや、音楽もさまざまなジャンルに触れてきたつもりです。ですが娘のコメントで若い世代に取り残されているという感覚を覚えたのです。これをミニストリーに当てはめてみると、どうでしょうか?
宣教地での協力関係 (3)
私がまだクリスチャンになったばかりの頃、私を導いてくれたのは賢い兄弟でした。フルタイムでミニストリーに携わり数十年、いくつかの厳しい教訓を学んだ彼は知り合ったばかりの頃、私にとてもいいアドバイスをくれました。「誰かクリスチャンのパートナーを決めたいなら、まずその人と『デート』してみてからだね」と。たとえクリスチャン同士でも、相手をよく知りもせずにすぐ協力関係をもとうとするのはあまり賢明でないと言いたかったのです。相手の性格、賜物、神学的視点、人生における状況、その他多くの要素が、私たちが他の個人とどのようにパートナーになるかを考えるときに重要なのだと。どれも私たちが配偶者を選ぶ(あるいは選んでもらう)前に考慮するような事柄です。

