クリスチャンと仕事

light project​​​​​​(https://lightproject.jp/)は​​、働くクリスチャンが「信仰と仕事」を統合し、仕事を通して、職場でイエスの光(Light)を輝かせるために、励まし、訓練することを目的とした団体です。CTCJとはパートナーシップ関係にあり、教会開拓関係者も参加しています。大阪在住のルセロ智子さんにlight projectオンラインコース受講経験についてインタビューしました。

恵みを蝕む自己正当化

「自己正当化が生み出すもの、それはよそよそしさ、優越感、否定的な詮索、そして自分はわかっているという思い上がり...自分自身を信じすぎることと、他人を蔑むことはいつも隣り合わせだ。誰かを見下すネガティブな習慣があるなら、それは頭では福音をわかっても心そのものに福音が欠落しているからだろう」(Dane Ortlund)

これを読んだ時、私は恵みの教義を信じながらも、心の中では自分を正当化しようとしていることが、どれだけ微妙で気づきにくいことか、そしてわかりにくいものかをあらためて思い知らされた気がしました。恵みの教義を論理的に理解していても、日常的にはそれを実践することがなかなかできないのです。

隣人を愛する

警察庁の統計によると、2020年10月に自殺で亡くなった人は2153人でした。それまでの新型コロナウイルスによる国内の死亡者数累計を上回ったのです。近年、日本では自殺者の数は減少傾向にあったものの、2020年10月までの数ヶ月間では逆に増加していました。

日本の児童虐待とクリスチャンの働き

日本の児童虐待とクリスチャンの働き

私はカウンセラーとして、子ども・若者たちと関わっています。こういった手書きの相談を受け取ることは、一度や二度ではありません。ひらがなと習ったばかりの漢字で書きつづられ、所々に消しゴムで消し書き直した跡があります。消しゴムで消された文字をよく見てみると、「いつもひとりで泣いています」とあります。この子どもは一体どのような思いで、この言葉を消したのでしょう。

霊的うつ状態と教会の福音文化

霊的うつ状態と教会の福音文化

生活や宣教活動、そして仕事に対する独特なプレッシャーにより、それまで気付かなかった心の偶像が表面化されることがあります。私はこれまで牧会の働きの中でうつに悩む人のカウンセリングをしてきましたが、霊的なうつは信仰の弱い人が悩むものだという考えが僅かながらありました。しかし、教会史を見ると真理以上の真実はない事が証明されています。霊的う つ状態は、歴史上最も優れた人々にさえ影響を与えました。